記事一覧

満身創痍

連日の酷暑とじっとりとまとわりつく湿気を帯びた空気がメンバーを直撃している。
暑さは確実に体力を奪い、稽古をしているともう若くない自分に気付かされて愕然とする。
自分の体調と体力と相談し、だましだましその日その日をクリアしていく自分にフと気付いて、「こんなことのために人生経験を積んできたわけじゃないやぃ!」と自分に言い聞かせてまた稽古。
自分のセリフが頭に入らないのに、他人のセリフはすんなりと覚えられるのってどうしてだろう・・・そんな経験ない?
さてさて、進行管理係の逢川がすこぶる不機嫌。セリフをきちんと覚えていない役者陣に対する牽制なのか、モードは沈黙。話しかけても「ない。何もない」と言ってまた無言。
通し稽古の結果時間は107分。まだこなれていない所を捌けば目標の100分切りは目前。
そんな来週は稽古が1日。大道具作りに一日奪われている状態・・・そんな事を言うと逢川が「稽古が遅れているのは私のせいじゃない」とばっさり。大道具作りはもう2ヶ月前に予定が組まれているんだから今更何を言うか、ということらしい。
それでも、何度も通しができているところは前回までとだいぶ違うところ。あと2週間。頑張るしかないのだ。

文責:加藤