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ワンフレーズ・ワンジェスチャー

今回は演出の気合いが違う。
それもそのはず、今回は再演とあって、
いつも執筆に取られていたパワーを全部演出に
注ぎ込んでいるからだ。
(毎回このように進捗していれば・・・)

今回の演出の方針は
「脱ツラ役者」「ワンフレーズ・ワンジェスチャー撲滅」
出来る限りリアルな芝居を目指すべく、前を向いて芸を
アッピールしたり、一語一語に手振りをつけてるのを
止めようとしている。

アドリブギルドは歴史的に、「ウケ狙います」という
一発屋志向が強かったが、近年は、きっちりシチュエーションコメディを作ろう!とリアルな舞台作りを目指している。
しかし、6年前のテキストなので、そのころの名残で、ついつい手数が増えてしまうのだ。
「そこ前向かない!もっと舞台の空間を使って動く!」
と、演出の情熱は夜まで続くのでした。